靴のサイズ: なぜどの数字も別の数字に換算できないのか
靴のサイズは長さではありません。ある製造者の尺度における順位であり、その数字はあなたの足を測っていません。対応表どうしが食い違うのはそのためであり、このページに換算器がないのもそのためです。以下の計算が、換算すべきものが何もないことを示します。
サイズは順位であって、測定値ではない
長さが倍になれば、それを呼ぶ数字も倍になります。2 メートルは 1 メートルの二倍です。靴のサイズはそう振る舞いません。42 は 21 の二倍ではなく、41 から 42 への一歩がどの国でも同じ量の靴を意味するわけでもありません。
サイズの数字が与えるのは並びの中の位置であり、その並びは作った者のものです。このページ全体が乗っているのはこの一点で、ここに換算器を置けば不誠実になる理由もそれです。
パリポイント: 3 分の 2 センチ、木型で測る
ヨーロッパ大陸の尺度はパリポイントで数え、1 パリポイントは 3 分の 2 センチ、すなわち 6.67 ミリメートルです。したがって 42 は 28 センチという長さを名指します。42 かける 3 分の 2 センチが 28 だからです。
しかしその 28 センチは足の長さではありません。木型の長さです。靴はその木製や樹脂の型のまわりに作られ、型は収めるべき足より長い。余裕はふつう 1 センチ半から 2 センチで、ですから 42 はおよそ 26 センチの足に合います。
イギリスの大麦粒: 3 分の 1 インチ
イギリスの尺度は大麦粒で数え、大麦粒は 3 分の 1 インチ、すなわち 8.47 ミリメートルです。名は飾りではありません。粒は慣用の小単位で、1 インチに三つ。尺度は粒を手放したあとも長く刻みだけを保ちました。
この尺度にハーフサイズがあるのは刻みが大きいからです。ハーフは 6 分の 1 インチ、4.23 ミリメートル。イギリスやアメリカの表がハーフを備え、ヨーロッパの表がそれを要さないのはこのためです。
なぜ一定の差では二つを結べないのか
決着をつける計算はこれです。イギリスの刻みは 8.47 ミリメートル、ヨーロッパの刻みは 6.67。サイズを一つ上がるごとに、二つの尺度は 1.8 ミリメートルずつ離れていきます。十サイズでは 18 ミリメートルの累積で、ヨーロッパの三サイズ近くにあたります。
ですから三十三を足すという類いの規則は、範囲の真ん中で合っていても両端では外れます。外れるほかありません。一行に一つの数字を載せる表はどれも動く量を丸めており、表ごとに丸め方が違う。食い違いの理由はまさにそこにあります。 表の見出し自体がそう言っています。UK サイズ、US サイズ、EU サイズは三つの別々の物差しであって、一つの物差しの三つの呼び名ではありません。
アメリカの尺度、しかも二つある
アメリカの男性サイズはイギリスのおよそ一つ上、アメリカの女性サイズは男性のおよそ一つ半上に位置します。これは慣用の目安であり、目安のままです。範囲の中ほどでは持ちこたえ、端では前節の理由でずれていきます。
さらに悪いことに、男性の並びと女性の並びは二つの別の尺度であって、一つの尺度に札が二枚ついているのではありません。女性の 8 と男性の 8 は同じ靴ではなく、アメリカ欄を一つしか置かない表は、必要な情報をまさに落としています。
モンドポイント、足そのものを測る唯一の体系
ISO 9407 として規格化された Mondopoint は順位を捨て、足の長さをミリメートルで、多くは幅を添えて述べます。265 とは長さ 265 ミリメートルの足のことで、表で引くものは何もありません。 ひとことで言えば足長そのものであり、それ以外の何ものでもありません。
スキーブーツといくつかの軍が使う体系であり、偶然ではありません。どちらも一度で合う寸法を要し、その足を推測ではなく実測しているからです。製造者がモンドポイントを公表しているなら、信じるべき数字はそれです。
実際に効くこと、そしてこのページに換算器がない理由
足はミリメートルで、立って、夕方に測ってください。足は一日のうちに膨らみ、朝に合わせた靴が十八時にはきつくなります。左右で違うので両方測り、大きいほうに合わせます。そのうえで製造者自身の表を読む。買おうとしている靴を記述している表は、それだけです。
ここに換算器を置けば、順位を長さに変え、背後に製造者のいない数字を返すことになります。当サイトは長さを換算しますし、足の実測は長さです。その部分は長さのページの仕事です。サイズはそうではなく、そう言うほうが、端で外れる表よりも役に立ちます。