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仕事率のよく使われる換算

仕事率の単位と対応関係

単位記号ワット換算
ワットW1 W基準単位
キロワットkW1,000 W
メガワットMW1,000,000 W
英馬力hp745.7 W
仏馬力PS735.499 W
BTU毎時BTU/h0.293071 W
キロカロリー毎時kcal/h1.163 W
ミリワットmW0.001 W
ギガワットGW1,000,000,000 W
フィートポンド毎秒ft·lbf/s1.35582 W

算出方法と出典

よくある質問

仏馬力と英馬力は何が違うのですか?

仏馬力は日本で PS、フランスで ch、スペインとイタリアで CV、ドイツで PS と書かれ、735.49875 W にあたります。75 キログラムを 1 秒で 1 メートル持ち上げる仕事率です。英馬力は 745.6998716 W で、毎秒 550 フィートポンドとして定義されています。150 hp と表示された車は 152 PS、150 PS の車は 148 hp になります。

馬力からキロワットへはどう直しますか?

仏馬力なら 1.36 で、英馬力なら 1.34 で割ります。100 PS は 73.5 kW、100 hp は 74.6 kW です。ヨーロッパの車検証が出力をキロワットで記すのは、まさにこの曖昧さを避けるためです。その隣に載る課税出力は仕事率の単位ではなく、課税の区分にすぎません。

BTU 毎時は何に使いますか?

北米とアジアの市場で、エアコンやヒートポンプの能力を決めるのに使います。12,000 BTU/h の機器は 3.5 kW を出し、この値はしばしば冷凍 1 トンと呼ばれます。ショートトンの氷を 24 時間で融かすのに要する仕事率に由来する呼び名です。

キロワットとキロワット時は何が違いますか。

キロワットは流れの速さ、キロワット時は量です。2000 Wの電気ケトルを30分使えば1 kWhで、電力会社が請求するのはこのキロワット時です。キロワットはその瞬間に設備が受け止める大きさを示すだけです。3 kWと表示された太陽光発電は最大出力であって発電量ではなく、1年に得られる電力量はキロワット時で数えます。

発電機がkWではなくkVAで表されるのはなぜですか。

ボルトアンペアは皮相電力、つまりケーブルとブレーカーが耐えるべき大きさを表し、ワットは実際に熱や動きに変わる有効電力を表すからです。両者の比が力率で、5 kVAの発電機は力率0.8なら4 kWしか出せません。モーターが入れば0.8前後が普通です。電気ヒーターでは力率が1になり、二つの数字は一致します。

一枚の諸元表に二種類の馬力

馬力は一つの単位ではなく二つあり、その差はどの自動車の諸元表にも表れます。仏馬力と呼ばれる metric horsepower は、フランスで ch、ドイツで PS、イタリアとスペインで CV と書かれ、735.49875 ワットにあたります。75 キログラムを 1 秒で 1 メートル持ち上げる仕事率です。英馬力は 745.6999 ワット、すなわち毎秒 550 フィートポンドです。両者の差は 1.4 パーセントで、ボルト一本動かさずに 300 ch の車を 296 hp に変えるには十分です。

最初の数値を定めたのはジェームズ・ワット自身でした。醸造所の馬が臼を回して持ち上げる量を測ったのです。自分の機械が何頭分の働きをするかを示して売り込むためでした。そしてこの分野でもっとも高くつく取り違えが、ワットとワット時です。前者は仕事率、すなわちエネルギーの流れる速さであり、後者はエネルギーの量です。2000 ワットの暖房器具を 3 時間つければ 6 キロワット時を消費します。電力会社が請求するのは、つねに前者ではなくこの後者です。

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